column コラム

12月26日今年最後のアクションラーニング

6か月近くかかった某銀行のアクションラーニングが終了。これで今年は仕事納めとなりました。

2週間ほど前の予選を勝ち上がった2チーム がトップと役員にプレゼンテーションして、両チームの提言はかなりバッサリ切られました。その社長は切れ者と噂の高い方でしたが、切られ方もずたずた。そ れだけ若手の提案に、真剣に答えていたということでしょう。おべんちゃらは一切なしでした。当初予定していた時間より1時間も超過して、厳しいけれど活気 のある、トップの本音が伝わる議論になりました。

人事担当の部長から、役員の方々が今回のプレゼンテーションから引き揚げた後、しばらく役員フロアで話題になっていたというフィードバックも、参加者に伝えられました。今後もこういった試みを歓迎するといった趣旨でした。

2チームとも自らの質疑応答の至らなさを思い知り、我とトップの目線の違いなどを肌で感じることができ、貴重な体験をしたと思います。

そ れから参加者約50名全員で「6か月振り返りセッション」を6時間ほどかけて行いました。これは会社からチーム発表への評価と、チーム員間の「ピア(仲間) フィードバック」、そして個人のモチベーションの変移という、3つの視点でこの経験を振り返るものです。この6ヶ月間を通じて個々人で成長したポイン トと、今後研鑽を積むべきポイントが認識できて大変有意義でした。最後には人事部長宛てに今後それぞれの行動計画を宣誓してもらいました。

その後のパーティで皆さんと歓談しました。受講生は多少の達成感と、主張がトップを唸らせるに至らなかった失望とが相まって、杯を重ねるごとに議論が沸き起こり、それもまた良かったのでした。

お疲れ様でした。この体験は皆さんの血肉になりますよ。