2月3日、新潟市都市政策研究所からここ3年間の研究報告書がWEBにアップされました。
(参照 「研究活動
報告書 2007-2009」上・下巻を掲載しました
 )

この報告書の中で私は平成19年には「食と農のブランド戦略 育てよう、新潟の食と農の銘産品」、平成20年に「成功事例から学ぶ新潟ビジネスモデルの抽出 検証・新潟産業その強さのDNA」、そして21年は 「田園都市構想」という枠組みの中で、新潟有数の産業である加工食品産業のクラスターと、それを支える行政とのかかわりを研究してきました。

産業クラスターとは「特定の産業分野で,関連企業と関係機関が同一地域に集中して存在し,ほどよく競争と協力が調和し,持続的かつ内発的なイノベーションや新規事業を実践している状態」を言います。

産業クラスターが持続的なイノベーションを発揮する要件
生成要素

  • 市場や技術に関する専門ノウハウ、情報の蓄積
  • 惹きつけられた専門性が高い人材
  • その出会いの場
  • リスクマネー
  • 特定分野における企業間の競合関係や協調、産業間の補完関係
  • 地域ブランドの確立

発展のための環境要件

  • 地域のブランド発信と、域外とのネットワークが生じ受発注関係のみならず「共進」が生まれる

この重要な要件を「共進 : Co-evolution 一つの生物学的要因の変化が引き金となって、他のそれに関連する生物学的要因が変化、進化すること」 と定義し、共進化のための仕組みづくりを提言しています。

現在はそのプランの詳細を詰めていて、3月末には22年にすべきアクションプランを市長にご提案する予定です。

開始時にはここまで新潟に関わりが深くなるとは想像していなかったのですが、今では新潟の熱いサポーターとして、提案が実行され田園環境都市が実現することを願って仕事をしています。