column コラム

Windows Vista再挑戦

この過去約一年半、新しいPCとVistaを使いこなそうと奮闘し、がっくりし続けてきました。

OSだけで10ギガ近くHDを占領し、メモリーをできる限り増設して1.5ギガにしても、Intel Centrino Duo(1ギガ程度)では非力すぎて、アプリをいくつか立ちあげたままにしておくとまともに動作しません。ファイルセーブにこれほど時間がかかるPCは初めての経験でした。これでも当時パナソニックのレッツノートW5では最高スペックだったのです。でもそろそろ動作があやしくなってきました。毎日持ち運びハードに使っているとノートPCは1-2年で駄目になるのです。

しかし、こんなことで嘆いてはいけない。とにかく興味のある商品であればとにかく買ってみて試し、マーケティングの講義でその感想をフィードバックするという信念に突き動かされ、他の人の人柱となるべくまったく違うものをさがしました。結局昨日、TOSHIBAのDynabook SS RX1/W7Eという呪文のような型番の商品を購入しました。東芝のWEB直販を使ってみることも試しました。

このところパナソニックが新しい波だと感じて2台続けて買いましたが、最近あまりに周囲でこのレッツノートばかりなので、イノベーターの私としては今度はもう一度ソニーに行くか、Thinkpad(今ではレノボですが)か、Dynabookかと悩んだあげく、これに決定。1990年に生まれて初めて買ったノートPCもそういえばDynabookでした。

決め手はキーボードの質感。Thinkpadには誰も敵いませんが、これはそこそこ。パナよりは良い。また、WEB直販であればセントリーノ コア2デュオ 1.33ギガで120ギガのHDでした。それでいて1キロちょっとの軽さと、バッテリーの持ちも十分。 この手の商品コンセプト(ターゲット:モバイルビジネス向け、ポジショニング:軽く、丈夫で、バッテリーの持ちが良い)はパナが先行していましたが、他社も追いついてきています。

先ほどからデータ移行をして、FirefoxのブラウザとBeckyというメールをチューニング。使い勝手を試していますが、キーピッチも広くて使いやすいです。でも、またもやMSのVistaの売りである、ファイルの同期がうまく動きません。もう少し奮闘して見るつもりです