先ほどBLTC12期の最終日として、2つのチームの経営提言プレゼンテーションを行いました。このビジネススクールを立ち上げてからちょうど3年。3か月弱かかるコースの12回目の終了ということで一回りした感じです。

2チームとも徹夜で、私も朝4時近くまでお付き合いしました。昨日の夜のレベルからは驚くほど進歩した内容に仕上がっていました。それでも私を含めた2人の講師からは厳しい指摘が相次いで、緊張感もあり良いディスカッションになりました。

提言はTSUTAYAと千趣会に対するもの。
＊TSUTAYAはコンテンツの配信が普及し始めた現在、単なるCD、DVDのレンタルビジネスから如何にフランチャイジーへの経営指導力を保持しながら事業を変化させていくべきか？
＊ニッセンやベルーナなどの競合が売り上げを伸ばし、加えてネット通販が急増しているなか、業績が伸び悩み、利益水準も見劣りする千趣会がとるべき戦略は何か？

という、どちらもネットの普及や新たな業態の事業参入が背景にあって、その中でどう対応すべきかという興味深い内容。

コースは一応終了しましたが、2チームとももう一度今回のフィードバックを参考にして内容をブラシュアップするようです。その意気や良し。「学び続ける気概」が一番伝えたかったことですから。我々としてはせっかくのこの成果をWEBにアップしたり、本にしていきたいと考えています。