column コラム

日立DAYでの講演

本日、㈱日立総合経営研修所が主催する東京ビックサイトのイベントにおいて、「ITイノベーションに対応したマーケター」というタイトルでフラット化するマーケティング2.0 アプローチに関する講義を行いました。

参加者は日立グループ各社の方中心に50余名だったので、思いのほかアットホームに前列の方とやりとりをしながら進めていけました。つい熱が入って90分の講座のはずが100分を越え、事務局の方の合図に気が付いてから捲いて捲いて終了。

その後の懇親会で参加者の方々や他の講師のかたがたとご挨拶してと、大変有意義な一日でした。

マーケティング2.0という掛声は大きいものの、まだまだ会社によって実感が乏しいようで、参加者でも目を輝かせている方と、全くその効用に想像が至らず困惑している方とがくっきり分かれました。反応が各様で興味深かったです。熱心にノートを取っていらした方々に、何らかの新しいマーケティングを考えるきっかけになってくれたら、と思いました。

個人的な収穫としては、別の講師の講義を聴講させてもらったら、㈱アントレプレナーセンター代表取締役社長 福島正伸氏の話が面白かった。マーケティングは「WOW!EXPERIENCE」を作れるかどうかですね。氏いわく、「感動分岐点(お客の想像を超えた瞬間)」の創造がビジネスを作るのです。

同感。

何でも(顧客の予想を)突きぬけないとだめですね。その時に「真実の瞬間」が生まれるのです。