column コラム

新潟の愉しみ

本日は新潟市のプロジェクトで、市の方々とプロジェクトの進行に関して会議し、新潟大学農学部の教授と討議、商社の支社長のヒアリングと、盛りだくさんの日でした。 成果としては市の担当部署のかたから、昨年度我々が提言させていただいた内容の進捗を伺うことができ、今年研究所が独自に掘り進むべき道筋を共有することができました。 新潟大の教授は米粉の研究者として日本を代表する方で、極めて示唆に富むお話を伺えました。 商社の方からは、その商社が取り組んでおられる新潟関連の活動をご説明いただき、我々との協調の可能性を模索しました。 全て今後のプロジェクトを実行するにあたり重要な示唆をいただけました。感謝の念でいっぱいです。新潟を1ミリ1センチでも良くしたいと議論を重ねていると、既に実績をあげている方々の言葉は元気や確信を与えてくれます。そして我々チームにとってプランが少しずつ現業に反映されていくことは愉しい。 長い1日の終わりにチームの方々と、新潟らしい和食に合わせて1品1品につき店が厳選した新潟の日本酒をいただきました。5種類飲んだうち私が知っていたのは1種類のみ。全て限定品や滅多に手に入らない銘酒。新潟の食材とのマリアージュに優れるのはやはり新潟の日本酒であることを、これほど鮮烈に感じることができたのは、幸せでした。 市の研究員の方々はほぼ全員新潟出身者か長期居住者で、新潟の良さを深く理解されています。 ここに敢えて私のような思考パターンがエイリアンの存在が、プロジェクトにアクセントを加え、良いマリアージュができることを祈っています。 追記 新潟都市政策研究所のホームページに、私が担当アドバイザーを務める「ニューフードバレー構想」の報告書がアップされています。ご覧ください。