11月にはここ数ヶ月続いたアクションラーニングの社長プレゼンテーションが2つありました。

1つはメディア関連の企業。もう1つは外資系のメーカーでした。

それぞれ根本的なISSUEは異なりました。メデイア関連企業は、その営業手法のプロセスや顧客データベースの不備から起こる、顧客の剥落問題。また、今まで想定していなかった業界外からの市場参入に対するプロアクティブな対応の仕方。また、外資系メーカーは本社主導の製品開発に日本市場のニーズが反映されにくいこと、および営業効率の向上でした。

個々の課題は異なるものの、顧客や営業現場のインタビューやアンケート調査を自ら行い、その戦略的意味合いの抽出を戦略提言へと繋げる、同様のプロセスを踏みました。若手のプレゼンテーションに対して、社長は「こんなデータは見たことが無かった。これはどうなっているんだ?」と担当本部長を叱責されたばかりか、若手の率直な物言いを激励し、翌日にはその提言への対策委員会を発足したそうです。また、もう一つの企業では、提案の実施に向けてテストマーケティングすることが決まりました。

2つの企業とも先週打ち上げが行われましたが、呑みながら参加者から口々に出たこの数ヶ月の感想はほぼ同一で、私としては愉しいものでした。それは、参加者が最後の数日に見せた深夜までの議論と提言の数段のレベルアップを通して、「自分たちがやる気になれば、これまで無理と諦めていたことが実現出来る可能性が見える」と確実に実感したことです。また、「辛かったけれど、楽しかった。終わってみたらちょっと寂しい」とも。

人事部の担当の方が仰いましたが、「参加者がみるみる一皮剥けた成長の一瞬」でした。