年末にかけて今年の締めくくりの仕方と来年の仕事の計画を策定していました。この100年に一度と言われる不況のインパクトを考え、次に、経営としては「これ以上の最悪の事態を想定できるか?」と自問しました。経営環境の悪い時に、更なる最悪事態を想定してその対策を考えるリスク管理は必須でしょう。そうこうしていたら、ことさらに危機感をあおるつもりはないのですが、もうひとつ考えられる最悪の事態が思い浮かびました。パンデミック(爆発的感染)です。

パンデミックの話はテレビで聞きかじっていただけで、「ふーん。こりゃ起こったら大変だわ」と思っていただけでした。ですが、2日前に法事があって親戚の病院経営者(医者)と話していたら、「起きるかどうかじゃなくて、起きるのはもう常識。問題はいつ、どの程度起こるかだけ」とのこと。彼の病院では数百万円以上経費をかけて薬とN95というH5N1ウイルスに対応しているマスクなど備蓄しているという。オセルタミビル(商品名タミフル)とザナミビル(商品名リレンザ)が一番有効であろうと言っていたが、これらも絶対の効果ではないらしい。 

政府の発表では3000万人分の薬しか目標として備蓄しておらず、政治家や警察官、病院関係者などパンデミック時には「社会秩序維持のために優先されるべき」人間にまずは処方されるという。この優先枠に入っている政治家とお役人さんは、この措置で自分の身を守れる可能性が高い。 

では、優先順位が低い庶民はどうするのか?ということだが、パンデミック発生から1-2週間がヤマで、その間外出せずに部屋を閉め切って耐えるているしかないらしい。 病院に行っても運が悪ければ満床で治療されるかどうか疑問が残る。 N95のマスクや2週間分の水・食料の備蓄が最低限の備え。 ライフラインは保守の人もひきこもるので、止まることも想定して、風呂に水張ってそれを飲むんだ!とその医者に言われました。石油・灯油ストーブも必要。


個人的にはオフィスが12階なので、水が止まったらトイレも流せないな。彼は「スコップ買ったので、庭に穴掘って埋める」と言っていました。12階には庭がないので、隅田川が近いからバケツでそこに捨てに行くか?

致死率は60%を超すらしいので、一番怖いことはパニックでしょう。妻夫木くん主演の映画を見て勉強しないといけないかも。WEB見ていたらもっと激しい話もある。毎日新聞の記者のレポートだ。厚生労働省の発表では罹患者4人に一人、64万人死ぬ可能性がありと言っているが、「最悪、日本人は650万人死ぬ」という専門家もいます。 
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20081201ddlk26070243000c.html 

ある企業の人事担当者に伺ったら、政府からの指導もあって危機管理の部署が今年始めからかなり真剣にシミュレーションして対策を取り始めているそうです。映画やTVの報道が最近多いのも、何らかの意図があるのでしょう。パニックに陥らぬ様にして、かつ一般人に備えさせることが眼目かと。

ボーイスカウトで習ったことは「備えよ常に」。 マスクを40個買いました。