column コラム

追い込み

本日は追い込みの日。
明日はある会社のアクションラーニングの最終日で、会長、社長を含む経営陣の面前で5チームが経営提言のプレゼンをします。

ここの会社はアクションラーニングのレベルがかなり高く、その場でトップが「面白い!早速予算と人を付けてPJをスタートしなさい!」などと、その場で決定が下ることもしばしば。反対に「不合格!」とにべもなく否決される提案も出てきます。

昨年は新規事業の参入(中国ビジネス)のために中国にチームが出張して現地で市場調査を行ってきたり、買場提案と商品の消化を科学しようと、店頭活動を2か月モニターして横展開する仕組みの提案があったり、3チームが「合格」し実行へのプロセスに乗りました。それだけトップが人材育成と実務とのバランスをとることに真摯な態度であることの証左です。

戦略コーチとしてはまさに勝負どころで、この緊張感が非常に良い感じ。私も今晩はあまり睡眠がとれないのですが、良い提案ができてチームが達成感を得る瞬間をコーチングできたときは、素直にやりがいを感じます。特にこのような参加者から数年後にクライアント企業の次期リーダーとして頭角を現す人材として抜擢されたとの報告をいただくと、その喜びもひとしおです。