column コラム

新たな本の執筆依頼

昨年から今年にかけて2冊ほどの出版を経験した。マーケティング戦略の本とプレゼンテーションの本で、執筆時期が重なったため産みの苦しみから七転八倒し、「決して安請け合いしてはいけない」と悟った。当初計画より2冊とも3,4ヶ月出版時期がのびてしまったので、周囲もハラハラし続けて、ご迷惑をおかけした。 でも出してしまったら現金なモノで、やって良かったし、関係者お疲れ様会のビールも美味しくいただけた。さすがに学習して、次作は数年間をおいて、何か表現したいという内的圧力が十二分に満ちてから。と思っていた。 そんな折りにまたもや新刊のお誘いがあった。今度はコミュニケーション関連の図書である。編集者の方にお目にかかって企画とタイトルを伺っていたら、始めは「どうお断りしよううか?」と考えていたはずなのにいつの間にかこちらからも章立てのアイディアを出していた。 本来ありがたいお話しで躊躇することではない。これまでお声がかかったお座敷に背を向けた事はほとんど無いのだ。文章を書くことは得手ではないし本職でも無い。だが、若手ビジネスパーソンに伝えたいことは山ほどある。苦労しそうなテーマだけれど、チャレンジしようと思う。 先週の担当者レベルの企画会議で、企画は通ったということである。来週の編集本会議で企画が最終承認されたら、またあの鬱々しつつもハイな日々が戻ってくる。